2018年01月31日

娯楽トキドキ情報アワー土曜モチャリスタ − 土曜劇場1月27日放送分

トキ北川
プラマイ・ゼロ 〜「プラス・マイナス」その後〜
出演:トキ北川
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有名税、という言葉があります・・・有名になればその知名度の高さに合わせて累進的に税金が課せられる、というわけではありませんが、有名になればそれだけ苦労も多くなる、という意味で使用されます。
不特定多数の人が顔と名前を知っている有名人となると、公私の別なく特定のイメージを強いられることになるでしょうし、有名でさえなければ何てことないようなことでも批判されたり誹謗中傷されたり、ということもあるでしょう。
有名になれたんだからそれくらいの代償は税金だと思え、といったところでしょうか。
つまりこの比喩的慣用句は元来、有名になりたかった人にあてはまる言葉であると言えます・・・願いが叶ったんだからそれくらい我慢しろ、と・・・充分なプラスに支払われるマイナス、といった意味合いでしょうか。
時に、有名になんかなりたくないのに有名になってしまう人がいます・・・有名人と結婚したとか、十大事件の被害者か目撃者になったとか、凶悪犯人に間違えられたとか。
そういう人も少なからず有名税的な苦労や苦悩を強いられることになるようですが、これは元来の意味からすれば、有名税ではなく、ずいぶん不当な税を支払われているだけのようにも思います。

私はたいして有名人でもないですが、長らくDJをやっておりますと、何度か「もっと有名になってほしい」と言っていただいたことがあります・・・私の番組を心底堪能してくださった末に、もっと多くの人に知ってもらいたい、と思ってくださったわけで・・・中には、私のあまりの向上心、野心のなさにシビレをきらしている、というようなことを言ってくださった方もいらっしゃいまして、本当に、何と申し上げてよいやら、ありったけの「ありがとう」と、それ以上の「ごめん」を捧げたいと思います。
若い頃は私も、有名になりたくないわけではありませんでした。
有名になりたいから何か頑張った、というようなことはありませんが、昔からいろんな形でいろんな表現を試みてきた中で、やはりいろんな方に評価されたいという気持ちはあるわけで、評価されるということは有名になるということで、そういったところを、目指していなくもなかったわけです。
ただ、だからと言ってそれに見合う努力をしていたのかというと、そうでもありませんでした。
で、今は、というと・・・今、私がもっと有名になる、ということは、つまりはラジオのDJとしてとか、話術のプロとしてとか、まぁやっていることはいわゆる「お笑い」に近いですから芸人としてとか、そういうことになるのでしょうが、あらゆる角度から自分とそれらの世界を照合してみて、とても有名になどなれるような人間ではないと思っております・・・万が一、何かの拍子に少し有名になったとしても、それを維持したりさらに向上したりというような人間でも、ありません、これは技術的なことだけでなく、精神的なことも含めてです。
つまり今も昔も、私みたいなのは現実以上に有名になれないということなんですが、もしそうではなかったとしても・・・この時代に有名になりたいとは、とてもとても・・・最近特に思いますが、有名税、高すぎませんか? 
プラマイ・ゼロどころではないような気がするのですが。
とは言え、評価は欲しいです・・・何とか有名にならずに評価されるようなことはできないでしょうか?
心底「ヘタレ」な私には、昨今の有名税はとても耐えられそうにありません。

えぇ・・・まぁある種、私の分身と言える男・・・先週の電話の内容がどこへ向かったのか、お聴きください。

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posted by fm814 at 00:00