2018年02月07日

娯楽トキドキ情報アワー土曜モチャリスタ − 土曜劇場2月3日放送分

トキ北川
お祝い 〜「プラマイ・ゼロ」その後〜
出演:トキ北川
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2月3日の生放送、「好きな歌・嫌いな歌を一曲ずつ」というメッセージテーマを設定したところ、様々なお答えをいただきました・・・好きな歌はともかく、嫌いな歌というのは、ちょっと神経を使いました。
評論家的な理屈や批判よりも、単なる個人的・感情的な好みの次元で嫌いな歌があれば教えて! と注釈をつけたのですが、その辺のことを充分にご理解いただいたメッセージばかりでした、ホントにありがとう。
皆さんが「嫌いだ」と挙げてくれた歌はどれもこれも、耳に残り心に残るような、非常に存在感のある歌ばかりで、「嫌い」というのも心の動きのひとつであり、「嫌いだ」と思わされた時点で心を動かされているということであり、その点で「嫌い」と「どうでもいい」とは全然別モノであり、そう考えてみると「嫌い」というのも感動の一種なのかも知れない、と、そんなことを再認識させられました。

メッセージ募集に際し、私も一曲、個人的・感情的に嫌いな歌というのを挙げさせていただきました。
ここで改めて曲目を書くことは控えますが、私はどうやら、「表一辺倒」というのが嫌いなようです。
世の中や人間の素晴らしさばかりを歌っていたり、「頑張れ」や「負けるな」ばかり訴えられたり、そういうのです。
だからってマイナスの要素ばかり歌われるのも、それはそれで一辺倒でイヤなのですが、つまりは「○○だけど素晴らしい」とか「○○だけどとりあえず頑張れ」とか、そういうのの方が私の心にはシックリくるし、何だったら「素晴らしい」も「素晴らしくない」も何も言わないような、頑張っても頑張らなくてもどちらでもいいような、その辺の解釈や判断は聴いているコチラに全面的に任せてくれるような、そんな歌が、私にはいちばんいいです。

私は生放送でよく「ところが世の中そんな表一辺倒ではございません」などと申します。
大抵は天気予報の軽口ではあります・・・今日も明日も快晴、でもいつまでも続くわけじゃない、とか。
いい状態が続いていても、いつまでも続くわけじゃない、いつかは変化する・・・そんな祇園精舎的な、花の色は移りにけりな的な、行く川の流れは絶えずして的な、飛鳥川淵は瀬になる的な、そんな意味合いではないのだと思います。
もっと一瞬の中で起こる、ポリフォニックな、カーニバル的な状態、つまり同時多発的な状態についての表現でしょう。
「善人だとばかり思われているけど、実は腹黒いところもある」「悪人だとばかり思われているけど、実は優しいところもある」とか・・・「人気者だけど実はアンチも多い」「嫌われがちだけど理解者も多い」とか・・・「美談として語られているけど、実は陰でこれだけの人が怒っている」「みんな良くないことだと言うけど、実はこれだけの人が助かっている」とか。
そういった物事の両面を抑えられていない表現に、私は奥行きも広がりも感じることができないのです。
曇り空の上には常に青空があり、明るい部屋の裏には常に暗闇がある、そこまで窺わせてもらえないと、不感症の私には味わいが感じられないのです。
だからって私の台本みたいなのは・・・ただ煮え切らないだけなんですが。

先々週からの続きです。
マイナス思考でヘタレの男が、物事の両面について考えております。
たぶん来週も、彼が登場します・・・なんか、ごめんなさい。


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posted by fm814 at 10:18