2018年09月18日

娯楽トキドキ情報アワー土曜モチャリスタ − 土曜劇場9月15日放送分

トキ北川

虫の音
出演:トキ北川
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私は、自分本位という点では筋金入りです。
どうしてそう思うのかというと、これまで、私以外の人間が私に対して抱いてくれた期待や要求というようなものをことごとく裏切って、人が私にどう期待してくれようと、何を求めてくれようと、私自身の意志とか欲求とかを優先して生きてきてしまった、と思うからです。
裏切るというより、無視してきた、と言った方が近いかも知れません。
人の気持ちに応えようと頑張って、でも力及ばず、というより、人の期待や要求は分かっていながら、自分の意にそぐわないとなると頑張ってみようともしないことが多かったからです。
人に左右されず、己の信じた道を歩んできた、と言えばカッコいい感じですが、私の場合、別に何を信じてきたわけでもなく、あまり何も考えず気儘にフワフワと生きてきたに過ぎません。
おそらく、人生のいろんな時点で、私に対していろんな期待を抱いてくれた人がいたはずです。
実際そういった人々の顔が何人も浮かんできたりしますし、私が気づかないところにもいてくれたかも知れません。
そうやって、人々の期待に応えないまま過ごしているうちに、誰も何も期待してくれなくなるという、そのモデルケースとして、今後は私なりに一生懸命に生きてまいります・・・何でしょうかコレ・・・一種の、意志表明です。

有名人となると、「人」というより「世の中」という単位で、人々から何かを期待され求められます・・・まぁ「人」の集まりが「世の中」ですから、期待や要求をする人数が大幅に増えるということです。
政治家は政治家で、芸能人は芸能人で、スポーツ選手はスポーツ選手で・・・自分の知らない人にまで、いろいろと期待され、要求されます。
芸能人なんてある意味、その期待に応えることが仕事であるとも言えます。
アイドルはこうでなきゃいけない、とか・・・まぁアイドルと言っても最近やけに多様化していますが、こんなもの多様化したところで同じこと、自分のキャラやイメージが確立できたら、それを必死に守ってゆかねばなりません。
いつか自分で嫌になるだろうし疲れもするだろうけど、やめたいからと言って自分の一存ではやめられません。
それもこれも、「世の中」の期待に、要求に応えるため・・・それこそが仕事であるからです。

私は芸能人ではありませんが、私にも有り難いことに、リスナーさんがいてくれます。
つまりリスナーさんの期待や要求に応える義務があるわけですが、それを最低限果たせているかどうかは、自分では何とも分かりません・・・リスナーさんにお聞きしないことには。
ただ言えることは、私はそんな一流の芸能人のように徹底はしていないということです・・・やめたきゃやめるし逃げたきゃ逃げるし・・・正面を向かず、いつでも後ろを向けるよう、片足を半歩引いて番組をやっている感じ・・・でも、それこそが私のやり方というか・・・それでホントに逃げるわけじゃなく、そのまま逃げないでずっと言い訳したりグダグダ言ってるのが、まぁ、トキ北川です・・・えぇ・・・今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

人間以外の動物もまた、人間に期待され要求されています・・・しかも彼らは芸能人のように、それで何か見返りがあるわけではありません・・・秋の虫はいつでも優雅に、秋らしく、人間の耳を癒してくれて、いる・・・はず。

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posted by fm814 at 00:00

2018年09月12日

娯楽トキドキ情報アワー土曜モチャリスタ − 土曜劇場9月8日放送分

トキ北川

面接
出演:トキ北川
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長らく面接審査というものをされていません。
何かにつけて、新しい組織に属するためには面接で審査をされる必要があるわけですが、それが長らくないということは、それなりに平和で安定した生活を過ごせているという意味では、有り難い話です。
私のように、あまり人づき合いを好まない類の人間からしてみれば、初対面の相手との対話の中で、しかもその相手に審査をされるという、たいへんシンドイ作業をしなくて済んでいる、という意味でも、有り難いことです。
また、面接を受ける必要があるということは、生活にわりと大きな変化が起こっているということでもあり、私はわりと大きな変化も好まないので、まぁつまりこれでいいということなんです。
反面、今なら面接でもうちょっとマシな印象を先方様に与えることができるのではないか、という思いもあります。
以前の私は・・・まぁ私の印象なんて私以外の人にしか分からないことですから、具体的には分かりませんが、それはそれは、もう・・・ひどかったはずです。
自分から面接に来ておいて、すぐに帰りたくなってしまっていました・・・と、これは私の内面ですが、その気持ちはおそらく、先様各位にも充分に伝わっていたと思います。
また、私のことをいろいろ聞かれても、私自身、私のことをよく分かっておりませんし、何とも答えようがないことも多く、非常に煮えきらない、ゆえに頼りない、そんな印象を与えていたのではないでしょうか。
結果的に、「自分から応募してきておいて何だ」と、多くの面接官にそう思われていたような気がします。
今なら、まぁその末の合否はどうであれ、もう少しハッキリとした、審査されやすい返答が出来るのではないかと、そう自負いたしております。

ただしですねぇ、これを30歳手前くらいの人が言うなら話は分かりますが、私はそろそろ50歳手前です。
どんなにそれを拒もうと社会的にしか生きる道がない、人間という種族に生まれてきた身としては、何とも「トホホ」な限りです。
番組で「社長」という肩書きを持つ方とトークをする機会が、これまで幾人かとありましたが、私がここ数年でトークをさせていただいた社長さん、皆さん私より年下です。
皆さん、社長であり、しかも招かれた立場であるにもかかわらず、DJである私を一通りリスペクトしてくださっていました・・・もちろん彼らの謙虚な人間性の成せる業でもあるのでしょうが、やはり私の方が年が上、ということもあったのではないかと思っております。
私だって、年上の方を、年上であるというだけでリスペクトしているようなところがあります・・・この世の中を、たとえわずかな時間でも私より長く生き延びていると、それだけで尊敬に値します。
ただ、私は・・・ここまで生き延びてきたとは言え、リスペクトしていただくほど、たいして何の中身もありません。

「面接」と言えば、「されるもの」というイメージしかないのですが、私の同世代の多くはもはや、「面接」と言えば「するもの」、つまり審査する側の立場です。
私の元クラスメイトだって、その多くは「面接審査をする側の立場」なのでしょう。
もしかしたら私にはこの先、「面接される機会」も「面接する機会」も、双方ないのかも知れません。

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posted by fm814 at 00:00

2018年09月04日

娯楽トキドキ情報アワー土曜モチャリスタ − 土曜劇場9月1日放送分

トキ北川

ゾク
出演:正次・トキ北川
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毎週土曜日の「土曜モチャリスタ」。
3時間の番組の中に、台本によるラジオドラマのコーナーが二つありまあす。
ひとつは12時30分からの「ラジオ・フィクション」のコーナー、もうひとつは14時からの「土曜劇場」のコーナーです(ドラマの所要時間的な都合などにより、時折開始時刻の変更などもあります)。
こちらのウェブラジオでは毎週、「土曜劇場」を配信していただいております。
ウェブで何度でもお聴きいただけるわけですし、しかもエフエムハイホーという、局の公式サイトから配信させていただいているわけですので、まぁ、僭越な申し方ではありますが、いわば、エフエムハイホーを代表しての配信の一つと、言えなくもないわけでして、そこであまり滅多なものをお聴かせするわけにもいかず、まぁ「滅多なもの」しかないのも確かなんですが、その中でも、一応は私が吟味した上で、毎週様々なラジオドラマをお届けしている、というのが、「土曜劇場」であります。
一方「ラジオ・フィクション」のコーナーは、これまでの再放送をお送りすることも多いですが、正次との生読みコント(「コント」と呼ぶには長いものばかりですが)や、ドラマなのか生放送上のハプニングなのか分からないようなものなど、ほぼ何も制限を設けておらず、「失敗上等」とでも申しましょうか、リスナーさんをつき合わせている以上、あまりにも無残な失敗をした場合には謹んでお詫びをさせていただく所存ではありますが、並の失敗くらいじゃ悪びれないような、よく言えば実験的な、よく言わなければ己知らずな、そんな要素を色濃く含んでいるコーナーです。
「ラジオフィクション」でお届けしたものの中で、「これはウェブ配信もできそうだ」と判断したものを、後々「土曜劇場」で再演することも度々あります(ただしこの判断というのも私の独断なので、その妥当性は怪しいものですが)。

ここのところ・・・そうですねぇ・・・ここ1、2年、特にその傾向が顕著な気がしますが・・・「ラジオフィクション」のコーナーで正次と生読みのコントをする際、正次の役のアホさ加減が尋常ではないレベルに達しております。
そもそも私は、正次にアホの役をさせるのが好きです。
彼は舞台俳優ですし、その中でも演技が非常に真摯で生真面目です。
番組では敢えて、彼に、日頃舞台上でシリアスな役を演じる時と基本的に同じ演技で、アホを演じてもらっています。
そうするとですねぇ・・・シャレにならない類のアホが仕上がるのです。
アホそうな口調のアホよりも、もっと仕上がったアホ、とでも申しましょうか・・・もはや修正不可能なレベルの、完結したアホが出来上がるのです。
そんなのばっかりさせているので、私は私で、いつも正次には申し訳ないという思いを、持っていなくも、なかったりするような気が、したりしなかったりしています。

そんなこんなで、思い出したのですが、もう10年ほど前でしょうか、二人でアホを演じるコントもやっていました。
既に土曜劇場にアップしているシリーズとしては「運べないシリーズ」がそれに近いですが、もっと昔、ドリフの「バカ兄弟」をイメージして作った旧作の台本を探し出し、若干アレンジし、スタジオで正次に渡してみたのが、これです。
再演してお送りいたしますが・・・正次はやはり、私より極めて普通に演じています・・・アホ役にも年季が入ってきたようです。


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posted by fm814 at 20:09